中国には56の民族があり、その中で漢民族が90パーセント以上を占めます。
その漢民族が使用する言語が漢語であり、中国語とは実は漢民族の言語のことです。
一言で中国語といっても北京語、上海語、広東語など多種多様の方言があります。
また方言とはいっても日本の方言よりも大きな差があり外国語のように 会話が通じないのがほとんどです。
そこで中国政府は中国全土で意思疎通を容易にするため全国共通の標準語を定め、 ラジオやテレビ、学校などの公共の場で普及を行い使用されるようになりました。
標準語は北京語をもとに作られ普通話(プートンファ)と呼ばれています。
一般的に中国語といって学習するのはこの普通話のことです。