中国語文法 動詞述語文

中国語の語順は英語の語順に似ていて「主語」+「動詞」+「目的語」の順に並べます。 「動詞述語文」とは述語が動詞になっている文のことをいいます。
中国語の動詞は英語のように主語の人称、時制、数によって動詞の形が変化することはありません。

■肯定文

●主語(S)+動詞(V)  「SはVします」
ウォ チュ
wǒ qù
我 去    私は行きます

●主語(S)+動詞(V)+目的語(O)  「SはOをVします」
ウォ シュェシー ハンユー
wǒ xuéxí hànyǔ
我 学习 汉语    私は中国語を学びます

■否定文

「~しない」「~でない」という否定文を作るときは 動詞の前に否定を表す副詞である「不」を置きます。

●主語+不+動詞(V)
ウォ ブー チュ
wǒ bú qù
我 不 去   私はいきません

●主語+不+動詞+目的語
ウォ ブー カン ディェンシー
wǒ bú kàn diànshì
我 不 看 电视    私はテレビを見ません

■疑問文

疑問文は、文末に語気助詞の「 ma」を置く方法と、 動詞の肯定形と否定形を並べる方法があります。

●主語+動詞+目的語+吗?

ニー チュ シュェシァォ マー
nǐ qù xuéxiào ma
你 去 学校 吗?    あなたは学校へいきますか

●主語+動詞+不+動詞+目的語?
  主語+動詞+目的語+不+動詞?

ニー チュ ブー チュ シュェシァォ
nǐ qù bu qù xuéxiào
你 去 不 去 学校?   あなたは学校へいきますか

ニー チュ シュェシァォ ブー チュ
nǐ qù xuéxiào bu qù
你  去  学校  不  去?   あなたは学校へいきますか

■目的語を2つとる動詞述語文

動詞の中には少数ですが目的語を2つとることができる動詞があります。
間接目的語は「人」がその対象になり、直接目的語は「事物」がその対象となります。
直接目的語と間接目的語の位置は変えることができず、変えると意味が通じなくなります。

●主語(S)+動詞(V)+間接目的語(O)+直接目的語(O)
 「SはO(間接目的語)にO(直接目的語)をVする」

ウォ ジャオ ニー ハンユー
wǒ jiào nǐ hànyǔ
我 教 你 汉语  私はあなたに中国語を教える

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